予防治療｜ほわいと歯科こども歯科

歯が痛くなってから治療を受けるのではなく、定期的に歯科医院に通ってむし歯や歯周病にかからないための治療を積極的に受けるというのが予防治療です。

日本では歯医者は痛くなってから行くものというイメージがありますが、予防治療が習慣になっているフィンランドやスウェーデンなどの北欧諸国においてはむし歯になる人が少なく、80歳になっても平均20本の歯を維持していると言われています。

むし歯や歯周病は治療することができますが、一度悪くなってしまった歯は完全に元の状態に戻ることはありません。将来的に歯を失わないためには下記の2つがなにより大切です。

むし歯や歯周病にかからないようにすること
むし歯や歯周病になったらできるだけ早く治療を受けること

当院では患者さんが生涯を通じてご自分の歯で食事を楽しむことと、全身の健康を維持するための定期健診と予防治療を推奨しています。

当院の予防治療の特徴

特徴①歯を傷つけずに汚れを除去！パウダーメンテナンス

専用のパウダーとウォータースプレーを噴射して、歯ブラシでは落とすことができない着色汚れや、むし歯や歯周病の原因となる細菌のかたまりの『バイオフィルム』を優しく除去します。

歯の表面を傷つけることがないため、痛みやガリガリと削られるような不快感もありません。歯の表面がツルツルになって汚れがつきにくくなるというメリットがあります。

特徴②マッサージ機能付きチェアでリラックス

特徴③リスクを見極めてより良い治療を提案

当院ではお口の中の状態を見極めて、患者さんお一人おひとりに合った予防治療をご提案しています。

例えばお子さんなら、柔らかい歯を保護するために奥歯のくぼみを埋めるシーラントやフッ素の塗布を。大人の患者さんは定期的にレントゲンを撮り、細部にいたるまでむし歯がないかをチェックしてきます。もちろん歯周ポケットの深さも定期的に検査し、歯周病予防も徹底して行います。

当院の予防治療の種類

定期検診

定期検診では、むし歯や歯周病の兆候がないか、つめ物やかぶせ物が劣化したり、欠けたりしていないか、噛み合わせは正しいかどうかなどをチェックしていきます。医師の診察とレントゲン、必要であれば歯科用CTなどを使用して、問題があれば治療を実施。

また、プローブと呼ばれる器具で歯周ポケットの深さを測り、必要に応じてスケーリングなどの治療も行います。

パウダーメンテナンス

お茶やコーヒーなどの着色汚れやタバコのヤニなどは、保険適用のクリーニングでは落としきれないことがあります。こうした汚れの除去に役立つのがパウダーメンテナンスです。

パウダーメンテナンスでは、まずプラークを特殊な薬剤で染め出します。その上でパウダーアートウォータースプレーを噴射することで、表面の着色汚れだけではなく目に見えない汚れまでしっかりと落とすことができます。

歯石取り

プラーク（歯垢）や唾液に含まれるカルシウムなどが結合して、少しずつ硬くなって石灰化したものが歯石です。歯石が付着することで歯の表面がデコボコになると汚れがつきやすくなって、むし歯や歯周病の原因となることがあります。

当院では歯科衛生士がスケーラーと呼ばれる器具を使って、歯についた歯石を一本一本ていねいに除去していきます。

ブラッシング指導

まず、特殊な薬剤を使ってお口の中のプラークを染色します。これによって磨き残しがある場所や、患者さんの磨き方の癖などを把握することができるのです。さらに歯並びや噛み合わせをチェックし、正しいブラッシングの方法を歯科衛生士が指導していきます。正しいブラッシング方法を身につけると、セルフケアの質がぐんと高くなりむし歯や歯周病予防につながります。合わせて歯間ブラシやデンタルフロスの使用方法もお伝えしますので、より精度の高いセルフケアができるのです。